公開キックオフシンポジウム開催
6月7日(土)於東京大学本郷キャンパス 理学部1号館 Read more→

生物進化の研究では、現生種を用いた比較(ゲノム、発生、表現型)や実験によって研究が進められており、そこでは、祖先種も現生種と同様の特性に基づき進化を繰り広げていたとする斉一性が意識的にあるいは無意識に仮定されています。本領域では、種分化レベルからボディプランの起源までさまざまなスケールの進化に関して斉一性の前提を意識的に疑います。ここでは、新しい進化理論の構築に先行して、まずケーススタディを蓄積することを重要視し、生物情報学、ゲノム科学、遺伝学、進化発生学、古生物学からなる多角的視点から、観測で認識される進化傾向(進化の減速)の検証と、その背後にあるメカニズムの解明を進めます。そのような領域の展開を通じて、進化可能性の定量化及び進化可能性変動の理論構築を目指します。
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