第3回オンラインセミナーを開催します

大出 高弘 博士 (京都大学・助教)にご講演いただきます。

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■日時:2026年 1月 21日(水)15:00〜
 
タイトル:昆虫の新奇形態から考える進化可能性

要旨:
 動物の体は、発生過程に成立する形態モジュールによって構成される。形態のグラウンドプラン、あるいは拘束されたボディプランとして認識されるように、形態モジュールの構成には動物門レベルまで一定の復元性がある。それぞれの形態モジュールが、系統ごとの個体発生過程で変形することで、多様な形態が創出される。このような形態学の枠組みに従えば、形態を構成するモジュールを網羅的に特定した上で、各モジュールの可変性やモジュール間の関係性、およびその下位階層としての細胞集団の特徴を測定・解釈・検証することで、各系統の形態進化可能性や、人為的な介入の可能性が明らかにできるだろう。現代の技術は、このような複数階層にわたる測定・解釈・検証に絶好の機会を提供する。本セミナーでは、外骨格を作る昆虫における新奇形態の進化に関する話題を通じて、形態進化可能性の理解に向けた課題を議論する。

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